7 日目 再びリヨン市内観光

最終日, ふたたびリヨン市内観光.

リヨンの名物として, トラブール(Traboule)という迷路のような小さな通路がある.
道路側にドアがあって, そこを開けて入っていくと, 個人の家の玄関につながったり, 別の道路に出ていくことができる.
自由に入って散策してもいいとホテルのフロントで教えてもらったが, 家のドアとそんなに違いがないので, 多少入っていくのには多少のためらいがある.
狭い道路と高い建物なので, 広角レンズの必要性を強く感じた.
落として壊れたカメラの代わりに, 日本に帰ってから, 25mmの広角レンズのついたカメラと, Xacti用にワイコンを買った.
次の旅行には威力を発揮することだろう.

午前中は, このトラブール探索を行う.



あるトラブールの入り口


トラブールの入り口は, 上の写真のようにドアが開いているものもあるが, 閉じているものもある. 閉じているドアを開けて入るには少し勇気がいる.



トラブール内部


トラブール内部は入り組んだ通路となって おり, 途中が中庭のようになって, 各建物の窓に光を取り込んでいる.
狭い通路から建物を見上げた格好で撮影したので, 一部分しか写せていない.



トラブール出口


8時にホテルを出て, 2時間ほどのトラブールと旧市街探索を終 えて, 新市街のベルクール(Bellecour)広場に到着した.
このベルクール広場は, ヨーロッパで最も大きな広場の一つで, 300m×200mの広さがある.
写真の中央はルイ14世の銅像, 左にあるのは高速で回転する観覧車である. あの速さはあまり楽しくはないような気がするし, 酔いそうだ.



ベルクール広場


10時から旅行者向けのインフォメーションセ ンターが開いて, 市内の無料ツァーがあるとのこと. ただし, フランス語である. 何とかなるだろうと申し込んだ.
30人ほどのツァーである. おばさんのガイドが, 気をつかってくれながらツァーがスタート. ときどき, 英語で補足してくれる.
ソーヌ川にかかる橋の上から見たフルヴィエール大聖堂である. 市内どこからでも見渡すことができる.



フルヴィエール大聖堂


サンジャン大聖堂に入る. 14世紀のからくり時計の前で説明を受ける. 当然フランス語なので, 雰囲気だけ. 意味は全く分からない. それでも, キーポイントだけは, 英語で補足してくれた.







からくり時計




サンジャン大聖堂裏側

街中のサンジャン大聖堂のすぐ裏にこんな遺跡がある.
かなり時間を割いて説明があったがよく分からなかった.



サンジャン大聖堂裏の遺跡


この後, 有名なトラブールをいくつも探索する. たぶんガイドがいないと気がつかないようなトラブールを廻ることができた.
英語のツァーもあるので, 事前に調べてスケジュールを調整するとよかった.



トラブール探索




トラブールの中庭


ツァーが解散したあと, ミニチュア博物館を見学
下の写真は, 2メートル幅程度のサイズに縮小した部屋の模型



ミニチュア博物館

市庁舎 横にあるテロー(Terreaux)広場. フレデリク・バルトルディ作の噴水がある.



テロー広場



市庁舎



オペラ座


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