わが家のSOHO計画
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というほどおおげさではないが, わが家の情報装備について紹介します. 私より進んでいない方は参考にして頂きたいし, 進んでいる方からは何らかのアドバイスをいただければ幸いです.


SOHO化の始まり

わが家では, 1991年に家を新築した際に, 建築が専門の私の父親が, 以前, 「家は電気系統から陳腐化してくる」 と言っていたのを思い出し, 将来, 各部屋に情報を伝達するための配管を施すことにした. 当時としては, パソコン通信が始まってまもなくだったのでせいぜい電話線くらいしか思い浮かばなかったが, それでも電話の取込口から各部屋にスター状に配線することは, 工務店に理解させるのに苦労したのを覚えている. 玄関のインターホンの配線や廊下の電話まで含めると, 8本のパイプが電話の取込口に揃うことになり, 「こんな風になるんですが本当にいいんですか?」と念を押された.

交換機

交換機接続図 各部屋に電話を設置するにしても全部並列というわけにもいかず, 考えているうちに, 知人から家庭用の交換機があることを聞いて, それを付けた. 内線が4本プラス玄関のインターホンまで接続できるので, 食堂は内線1 番, 2階は内線2番, 居間は3番, ファックスは4番という具合に番号を振った. 各部屋間は内線通話, 外と話すときは会社と同じくゼロ発信である. この交換機はスピーカ端子が付いていて, 各電話からスピーカを通じて一斉呼び出しが可能である. 狭いわが家ではあるが, 1階から2階を呼ぶときなどは便利だった. ただし壁のボックス内に納まる大きさで, 32Ωという特殊なスピーカだったので, 秋葉原の電気店を何軒も探してようやくみつけた. この交換機を知人に自慢し, その気にさせて, 知人や親戚の計4軒の家に取り付けたのだから, 交換機メーカから表彰されてもいいくらいであった. この後も何度も出てくるように, 私はどうも自慢癖があるようである. 自慢しているときは得意気なのだが, あとで反省することが多い.

配管内の配線

工務店は, 私の指示どおり, 各部屋への配管を設置してくれたのだが, パイロット線を入れてくれていなかった. 配管は, 蛇腹状のプラスチックのチューブである. これは, まっすぐのときは導線は簡単に中に通すことができるが, 壁の中に入ると, あちこちで曲がっているため, すんなりと通すことはできない. 困り果てているときに, 昔, 会社の中で配線工事をやっていたときのことを思い出した. そのときは, 硬いスチールのケーブルを片方から押し込むのである. 2〜3人がせーのの掛け声で押し込む. 「これだ!」と思い, 日曜大工の店(ドイト)に行って, 代わりになるものを探した. そこで見つけたのはピアノ線である. 値段も安い. この先を丸く曲げて, 片側から押し込む. 反対側から出てきたピアノ線に導線を結びつけて引っ張り戻すのである. この方法で比較的簡単に配線は終わった. この方法も例によって知人に何回か自慢した. 同じ人に何回も話したような気がする.

交換機の故障

7年くらい活躍したこの交換機がある 日故障した. 私は電気屋なので, テスター片手に故障個所を調べたら, 電源のトランスの1次側が断線している. 電圧も特殊で, トランスだけを秋葉原で求めることは難しそうだった. こうなってしまうと自慢の交換機が裏目に出て, 2階を呼ぶときも内線通話もスピーカ呼び出しも使えない. とにかく叫ぶだけで, 普通の家なら, 子機付きの電話で子機呼び出しなどスマートに済ませているに違いない. 最も困ったのが, 玄関のインターホンである. 最近の家は遮音性に優れていた, 玄関の鉄の扉の外から呼びかけても, 家の中にまでは声が届かない. ある時などは, 窓の外をみると, 訪問して来た人があきらめて帰っていく途中だったこともあった. そこで20年くらい昔に住んでいた家で使っていた玄関のチャイムが物置にあることを思い出し, 臨時に取り付けた. 私は物持ちがいいのである. 私が第三者だったら, 吹き出しそうなものも大事にしまっている. このチャイムを付けた後, 1階と2階というのは, 音に関してはかなり遮蔽性が高いことにこのとき気がついた. 1階においてあるチャイムの音が2階では聞こえないのだ. 確かに, 扉を2枚と階段を経由すると音はかなり減衰してしまう. 交換機に接続したインターホンなら, 1階と2階のスピーカがピンポンと鳴り, 同時に設定した何台かの電話機のベルが鳴るからどこにいてもよかったのである. また, このときの工事で玄関のインターホンへの配線が壁の中のチューブの中に入ってしまった. パンツのゴムが途中で切れて, ゴム通しがない状態である. 抜くしかない. 抜いた後, 以前と同様にピアノ線を通そうとしたが, 今回はうまくいかない. 真冬の寒い夜に, 玄関側から何回もピアノ線を押し込んだ. 結局うまくいかずに, 次にトライしたのが, 排水管の掃除のワイヤーを思いついた. これはうまくいった. ただ思いつくまでに時間がかかり過ぎて, 指先 はピアノ線を押すときにできたマメだけらになった. 確か大晦日の夜だったような記憶がある.

ダイヤルアップルータ

モジュラー ちょうど交換機が故障した頃, 各社からISDNのダイヤルアップルータが安く出されるようになった. 雑誌でも比較記事が多く掲載された. この中で, 価格性能比の良いヤマハのRTA50iを選んだ. わが家では, 交換機を使っていたせいで, 電話がほとんど単機能であったため, アナログ3回線が必須だった. 今までは, 電話の配線だけで済んだものが, LANの配線が必要になる. これも既設の配管の中を通すことができる. 壁のボックスにはモジュラージャックを付けるとスマートになる. 電話のジャックとLANのジャックが並んで設置されることになる. みかけはほとんど同じだが, LANのほうにはCAT5と書いてあるから間違うことはない. (右の図を参照) このモジュラージャックは秋葉原で1,900円もする. パソコン側のLANカードは, 1,400円程度. ノート用のPCカードでも3,500円程度だった. このくらい安いと, とにかく買って, ダメならあきらめることができる.

ルータ接続図 LANケーブルの端末処理(プラグの接続)は専用工具を使うのだが, これが高い. 1万円くらいする. 人から借りたのだが, その工具の調子が悪く, 接触不良となってしまった. この接触不良がセットアップの際には気づかずに, 不良の原因が分からず苦戦の原因となった. 結局, 工具を買うよりも, 長めのケーブルを買って, プラグの付いた側だけ好きな長さに切って使うのが簡単であることに気がついた. ケーブル自体は安いので, 両端を使ってケーブルが余ってももったいなくない. 余ったケーブルは, また例によって物置にしまいこむのである. このようにして物置がどんどん狭くなる.

ヤマハのRTA50iは, まずPCからブラウザを使って, ルータのIPアドレスに接続する. そうすると接続とか設定のメニューがスタートするから, 設定しておいたプロバイダに接続する. メールもブラウザも瞬間接続である. モデムを使っていた頃のピーゴロゴロといって何十秒以上も待たされていたのは何だったのかという気がする.

今は,ルータ接続図のように, PC 2台をこのルータに接続している. 2台がLANで接続されていると便利である. 1台が故障してもディスクの中にアクセスできる. この後の計画は, 1台のPCのマザーボードを交換して, CPUをレベルアップしたい. Pentium-2かAMDのK6-3か悩んでいる. どなたかアドバイスをお願いします. あとは, HUBを増設して, どの部屋でもNote PCでLANが使えるようにしたい.

ルータ(クリックすると拡大します)



図の左下にあるのがヤマハのルータ. 中央にあるのが玄関のインターホン用のターミナルボックス. 壁の変色は, 以前に取り付けていた交換機の取り付け跡. これらは台所の棚の上に設置している. 普段は, ルータのランプをときどきながめるだけ. (回線に接続したままになっていないかの確認程度)