8日目(2007年5月2日) ドブロブニク 今回のツアーで最も美しいと感じたクロアチ ア最南端の世界遺産 の街, ドブロブニクに向かう. スプリットからバスで200kmアドリア海沿いに南下. 途中で, 10km足らずであるがボスニア-ヘルツェゴビナに入国/出国をする. これは, ドブロブニク共和国がベネチア共和国からの脅威を弱めるため, 9kmの海岸線をオスマントルコに割譲したことによるものだそうだ. 内陸国のボスニア-ヘルツェゴビナは, ここだけ海岸線を有する. 結果的に, ドブロブニクは, クロアチア本土とはつながっていない飛び地となっている. ドブロブニクに入る前の橋の手前で写真休憩. 橋から眺めたドブロブニクの全景. ここから旧市街は4〜5km先だが, たぶん見えない. ![]() ドブロブニク全景 展望台にあった市街地図(クリックすると拡大)には, クロアチア語, 英語, ドイツ語, フランス語, イタリア語でようこそと記載されている. 南北が逆だが, 中央左上のSTARI GRADと書いてある所が旧市街. この橋の展望台は写真の右下の赤いマークの所. ホテルは今回のツアーでは最高の五つ星の素晴らしい所だった. 上の地図では旧市街の東(地図では左), 徒歩で数分の恵まれた場所にあった. 旧市街は8〜16世紀に増改築を繰り返して建造された城壁で囲まれている. その保存状態は極めて良好であり, 城壁の上は遊歩道となっている. このピレ門から旧市街に入る. ![]() ピレ門 この門の上には, 守護聖人ブラホが侵入者を見張るように配置されている. 門に入る手前は跳ね橋になっており, それを吊っている鎖がある. プラホの像の上には大砲の筒が見える. ![]() 守護聖人ブラホ 門を入ってすぐに, オノフォリオの大噴水があった. 今でも, 上水道として機能しているとのこと. ![]() オノフォリオの大噴水 噴水の向いにある, 聖フランシスコ修道院の中の回廊を中心に見学する. ![]() フランシスコ修道院の回廊 ![]() フランシスコ修道院の回廊の中庭 ![]() フランシスコ修道院の回廊の計120本の柱
城壁の散策をするために, 大噴水付近の登り口から入ろうとしたが, 人が多かったため, 通りを抜けて, 奥の登り口から登ることとした. この城壁の上の遊歩道を1時間ほどかけて散策. 街の全体を見晴らすことができる. ![]() 城壁の上の遊歩道 城壁からは旧市街が一望できる. 赤瓦の町並みが特徴.
城壁から見た赤瓦の町並み この後, ツアーメンバー全員で, 小さなボートでクルージング.
すぐ近くにある小島を1周して, 海から旧市街を眺めた.
ボートからの眺め ホテルから旧市街まではそんなに遠くないので, 夕食後も街に出かけて, ミニコンサートを鑑賞. 翌朝も, 出発前に旧市街を一回りして見物してきた. 7日目 スプリット観光 に戻る |