7日目(2007年5月1日)

スプリット

海岸に面したホテルは, まだ社会主義国の印象を残していた.
ホテルから旧市街を眺めることができ, 望遠レンズで覗くと, 大聖堂を見ることができた.


ホテルから望遠レンズで見た大聖堂

ホテルから旧市街までは歩いて1km程度. 港には, イタリアに向かうフェリーが停泊していた.


イタリアに向かうフェリー

ベニスのサンマルコ広場をコピーして作ったと言われている共和 国広場
この広場の横を抜けて市街に入る.


共和国広場

共和国広場を曲がって, モンマルコヴァ通りを進む.
この通りにはそれほど有名なものではないが一応ブランド物を 売っている.
歩行者天国である.


モンマルコヴァ通り

通りの途中から今進んで来た道を見ると海が見える.


モンマルコヴァ通りから海を見る

通りの途中には魚市場があった.
何となく赤っぽい魚が多い気がするがサバもあった.
値札は, イカが10, 少し大きめの長い魚が60と書いてあった. 1キロ当たりの金額(クーナ)であるなら, イカが1キロ100円, 大きめの魚が600円ということになる. シャコみたいな海老は1キロ200円, そんなものかなぁという感じ.


魚市場


城壁跡

北門から市街に入るが, 門の前にグレゴール神父の大きな像があった. 足先を触ると良いことがあるとか...


グレゴール神父像

北門から入って, 狭い路地を進む.
洗濯物が干してあったりして, 生活臭が感じられる.
昔は通りはもっと広かったが, 中世になって, オスマントルコが攻めてきて, ここに逃げ込んだ人が増えて, 家を増築し, 通りが狭くなったとのこと.


路地(カルト通り)

通りの石畳は, 2世紀のローマ時代のもの. ツルツルにすり減っている.


石畳

カルト通りを抜けるとレッジ広場に出る. その手前にある銀行の中をガラス越しに
撮影したものだが, 銀行の中までローマ遺跡である. 窪みはその当時の水が垂れた跡である. この柱が昔の通路の境界であり, 当時の通路はもっと広かった.


銀行の中までローマ遺跡

この広場が東西南北にある門から入って十字に交差する場所で, 宮殿の中庭にな る. 後方が我々の入ってきた北門. この広場の正面にあ るのが宮殿の玄関, その下に地下があり, そこを通って南門に至る.


宮殿中庭(レッジ広場)

の広場の左が大聖堂. この鐘楼がホテルから望遠レンズで見えたもの.


大聖堂


大聖堂横側


大聖堂の鐘楼

宮殿内で男声カルテットがCDの宣伝のために歌を披露してい た. 宮殿内の反響も手伝って, なかなかよくハモっていた.
右から二人目のたぶんバリトンの人がリーダーらしくて, CDを手にしている.
写真をクリックすると演奏を聞くことができます. (1分23秒 mp3)


カルテット

宮殿の地下では花のフェスティバルが開かれる予定で, その準備で忙しそうだった.


花のフェスティバルの準備

昔, ここでオリーブ油を圧搾していた.


オリーブオイル圧搾機跡


オリーブオイル圧搾機の図面


鐘楼から眺めた海側の風景

西側を眺めた風景. 左端にわれわれの泊まったホテルがある.
朝は, ホテルからこの登っている鐘楼を望遠レンズで写したもの.


鐘楼から西側を眺めた風景


宮殿下の風景

こんなに古い家があった. いつ頃のものだろうか.


古家

誰のものか忘れたが, 古そうな立像があった. 右はその立像の下の台.


立像

この立像のある部屋の天井は多くの絵というか幾何学模様の板 (タイル?)で飾られていた.


天井の絵

宮殿の中にはディオクレティアヌス帝がエジプトに行った際に持 ち帰ったスフィンクスがあった. ほかにも数体あるとのこと.


スフィンクス

自由時間の後, 海側ではなくて, 山側を通ってホテルまで戻る.
途中で少し遠回りになったが, メーデー帰りらしい人に教えてもらって, 迷わずにホテル着.
夕食は半島の西端にある海岸沿いのしゃれたレストランだった.
にわか雨の後の海の眺めは最高だった.

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