5月15日(金) ハイデルベルク観光,
夜
フィガロの結婚 ハイデルベルクは古城街道の中で最も人気の高い街の一つであ る. ゲーテや多くの哲学者が歩いた哲学の道やドイツで最も古い大学があることで有名. |
発 |
時刻 |
着 |
時刻 |
列車名 |
Frankfurt(Main)Hbf |
08:20 |
Heidelberg Hbf | 09:12 |
EC113 |
フランクフルトから列車で1時間弱で到着. 駅からバスに乗って,
哲学の道に近い所に行きたいと言ったら, ハイデルベルク大学の構内で降ろされた. ハイデルベルクには多くの教会がある. 最初にイエズス教会に立ち寄った. 修復したばかりのようで, 内部は新しい漆喰の匂いがした. 川に向かう途中にあるハイデルベルクで最も有名な聖霊教会に入った. 教会の外壁には, 土産物屋があった. 中世では珍しくなかったが, 近世では撤去され, このように残っているのは珍しいようだ. |
聖霊教会を出て, ネッカー川の方に向かうと,
門のあるカール・テオドール橋に出た. この橋を渡って, 哲学の道に進む. 下の写真は, 橋の中央付近から振り返って, 今, 進んできた方向を写したものである. この橋には橋門があり, 昔は城門の意味があったとのこと. ここからだと聖霊教会の塔がよく見える. |
橋を渡り, 哲学の道に通じるシュランゲン小道を登る. 狭くて急な坂道で,
両側は石垣というか石塀である. なぜこんなに高い塀があるのか理由は分からない.
野犬(私は犬が大変苦手なのです)や追いはぎに会っても逃げ場がない. 他にも登る道はあるらしい. |
数分登ると哲学の道に到着.
この道をゲーテやニーチェや多くの哲学者も歩いたとのこと. 京都の哲学の道とはまた違った風情がある. 下の写真は、哲学の道から眺めた市内である.
今渡ってきたカール・テオドール橋の全体が見える. |
コルンマルクト広場近くからケーブルカーに乗ってハイデルベルク城に登った. 城は要塞といった感じで広い. |
城から下って, 町に戻り, 学生牢に行った. 大学の自治が確立していて,
警察は介入できなかったから, 大学が自ら学生を処罰したとのこと. 壁には沢山の落書きが残されていた. |
この後, ハイデルベルク大学の博物館を見学.
ヘルムホルツの共振器などが展示してあった. 私の専門分野の最も基礎の法則を作ったキルヒホフもこの大学の教授であった. しばし,
受付のおじさん(ひょっとしたら偉い人かもしれない)とこのあたりの話題で会話がはずんだ. おじさんも誇らしげに応じてくれた. |
発 |
時刻 |
着 |
時刻 |
列車名 |
Heidelberg Hbf | 14:14 |
Speyer Hbf | 14:55 |
S3 |
思ったよりハイデルベルク観光がスムーズに終わったので,
電車で30分ほどのところにある世界遺産のシュパイヤー大聖堂を見に行った. 駅から徒歩20分で到着.
4人の皇帝と4人の国王が眠っているという由緒正しいロマネスク様式の大聖堂である. 入口には多くのレリーフや石像があった. |
発 |
時刻 |
着 |
時刻 |
列車名 |
Speyer Hbf | 16:02 |
Mannheim Hbf | 16:26 |
S3 |
Mannheim Hbf | 16:31 |
Frankfurt(Main)Hbf | 17:08 |
ICE370 |
夜は, フィガロの結婚を鑑賞するため,
急いでフランクフルトに戻った. 時差ボケもほぼ解消して, 馴染みのあるオペラだったので, 睡魔にも襲われず, 楽しく鑑賞した. 前日と同じく, 若手中心の声量豊かな演奏だった. この日の歩数 25,928歩 前の日(5/14) ラインクルーズ に戻る 次の日(5/16) ローテンブルクとヴュルツブルク観光 に進む |