マイヨール広場と市庁舎
10月6日(火)
サラマンカ旧市街 古代
ローマ人により築かれた歴史ある街. スペイン最古のサラマンカ大学がある. 途中で, 初日に訪れたアビラを通過. 城壁に囲まれた市街が見えた.
![]() カテドラル
内部を見学して, 外に出てみると, 上の写真の左が新の塔で, 写真には写ってないが, 左には旧の塔が見える. 両者は中でつながっている. 旧カテドラルのガーリョ塔はスペインで最も調和のとれた美しい塔と言われている. ![]() 新(右), 旧(左)カテドラル(クリックするとガーリョ塔の拡大)
まず旧カテドラルに入る. 祭壇の絵は, ニコラス・フロレンティーノの作が見事. ![]() 祭壇
![]() フレスコ画と彫刻
![]() ![]() 壁の絵画 これから先が新カテドラル. 中庭から新旧の塔が重なって見える.
手前の丸い方が新で, 奥の凹凸のあるほうが旧である.
![]() 中庭 ![]() マリア像 ![]() 祭壇のピエタ像
このオルガンはバロック期のものだと思うが,
もう一台のルネサンス期のものは, 辻宏さんという方が修理したとのこと. 天皇, 皇后両陛下が皇太子時代に, 御尽力されて,
募金や企業からの資金提供で修理が実現されたということが後で分かったが, ちゃんと見てなかったのは残念.
![]() パイプオルガン
続いて, カテドラルの隣にあるサラマンカ大学に入った. ファサード(正面外観)は, スペインのルネサンス建築の様式の1つの, プラテレスコという様式とのこと. 3段に別れて, 上段はビーナスとヘラクレス像, 中段はカルロス5世とカトリック両王と国家の紋章, 下段はカトリック両王のレリーフである.. ![]() サラマンカ大学入口(クリックでファサード拡大)
![]() 入口の丸天井
当時の教室がそのまま保存されている. ![]() 教室
下の写真は, 入口にParaninfoと書いてあった. 辞書で調べると, 英語のauditoriumで, 半円形の観客席を意味する. たぶん大講義室みたいなものだろう. ![]() 教室(パノラマ撮影)
![]() 礼拝堂
![]() 2階の回廊
![]() 図書館
![]() 中庭
大学から次の目的のサン・エスティバン修道院を探したが, よく分からずに, トルメス川沿いの道路まで遠回りをしてしまった. ![]() サン・エスティバン修道院
この修道院は, 観光客用に, あちこちに鏡を斜めに置いてくれている. 下の写真は, 回廊の天井を右下の家内のカメラで写したもの. 私は隣で, 動画で解説を入れながら撮影している. ![]() 回廊の天井
![]() 回廊と中庭
回廊の柱の上部に, 少し変わった彫刻が施してあった. ![]() 回廊の柱上部の彫刻
![]() 祭壇
![]() 側面のマリア像
![]() マリア像の上のフレスコ画
修道院から, カテドラルの正面のアナヤ広場に戻り一休み. 下の写真のようなトラムが走っていた. 何だか囚人を運んでいるみたいな気がしないでもない. 背景に写っている, 紋章のある建物は, ウナムノ(Unamuno=スペインの思想家・小説家・詩人)の家である. ![]() トラム
続いて行ったのは, 貝の家. サンティアゴ巡礼のシンボルの帆立貝のの装飾が壁に400個もあるとのこと. ![]() 貝の家
最後にマイヨール広場を訪れた. スペインで最も美しい広場ということだったが, サッカーか何かのイベントがあって, 多くのテントが張られており, 全景を眺めることは出来なかった. ただ, 美しいことは確か. ![]() マイヨール広場と市庁舎
広場の南東(市庁舎と反対側)から外に出ると, (たぶん)コロンブスのモニュメントがあった. ![]() コロンブス像(たぶん)
ここから駅まで25分程度歩いて戻る. 大きくてモダンな駅である. ![]() サラマンカ駅
ホテルの近くには, エル・コルテ・イングレスという大きなデパートがある. 旅行ガイドによると, 衣料から食料品まで何でも揃う総合デパートという紹介があり, まさにその紹介どおりで, デパートとスーパーマーケットの両方の特徴を持っている. ここで, おみやげを買い揃えた. 店員の英語が, スペイン語に英語の単語を混ぜただけといった感じで, 意志の疎通にかなり苦労したが, 何とか買い物を済ませ, 大きな買い物を抱えて, ホテルに戻った. この日の歩数 17,459歩 前の日(10/5) マドリード着, エル・エスコリアル修道院 に戻る 次の日(10/7) サラゴサ観光 に進む |