10月9日() クエンカ観光

長 かった旅行も最終日. 2日前に行き損なったクエンカに再度チャレンジ. 今回は乗り換えも分かっているので, 安心である.
クエンカは, 「歴史的城壁都市」として世界遺産に登録されている.


時刻

時刻
列車名
Madrid Atocha Cercanias
08:20
Cuenca
11:19
Regional (No. 18160)

マドリードからクエンカまでの車窓の風景は, 収穫前の枯れたひまわり畑がずっと続いていた.

クエンカ駅の向こう側のホームに到着. 手前の板張りの道を通って手前の出口側ホームに移動. この辺りの列車は, 垂れ流しのトイレなので, 線路の上を歩くのは, あまりよい気持ちではない.


クエンカ駅

駅はクエンカの南西にある. 駅前から1番のバスに乗って, 旧市街の中心のマヨール広場で下車. カテドラルを見学. 内部の写真撮影は禁止されていたので, 入り口の写真を写しただけ.


カテドラル入り口の写真


回廊


カテドラルのファサード(正面)


マヨール広場

カテドラルからすぐ近くに, クエンカで最も有名な宙づりの家がある.


宙づりの家(クリックすると拡大)

この宙づりの家の内部は, 抽象芸術美術館となっている. 入ってみたが, あまり興味のあるものはなかった.


抽象芸術美術館(宙づりの家の入り口)

宙づりの家から下の写真の鉄製のサン・パブロ橋を渡る.




橋を渡って, 向こう側から宙づりの家を眺める.


橋を渡る



橋を渡って眺めた宙づりの家

この旧市街の家々は, 外敵の侵入を防ぐために, 崖の上に要塞を作ったことに始まるとのことである.
遠くからこの岩というか崖を眺めると, よくもこんな岩が出来たものだと感心させられる. 少し異なるが, トルコのカッパドキアと通じるものがある.


奇岩の上に建てられた家々

宙づりの家からマヨール広場の方角に戻り, 細い道を通って, 旧市街の北の端にある城壁から街を眺める.
南を見た風景. 左は国営ホテルのパラドール. 鉄の橋と宙づりの家が遠くに見える.


パラドールと鉄の橋と宙づりの家

小雨模様の天気だったが, 傘はいらない程度で見学を終えた.
帰りの列車に乗ると, 本格的に降り出したので運が良かった. ただ, 線路が悪いのか, 列車が悪いのか, 脱線の危険を感じるほどに揺れた. GPSレコーダのデータでは, 速度はせいぜい120km/hだったが, 体感速度はそれ以上で, とても怖かった.


時刻

時刻
列車名
Cuenca
16:20
Madrid Atocha Cercanias 19:15
Regional (No. 18765)

ホテルに戻る頃には雨も止み, 西日が差していた. ホテル近くのブッフェ形式のレストランで最後の夕食をとった. 明日は10:00前の飛行機なので, 早めにホテルに戻り, 長かったスペイン・ポルトガルの旅を終えた.

この日の歩数 22,728歩

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