10月9日(金)
クエンカ観光 長
かった旅行も最終日. 2日前に行き損なったクエンカに再度チャレンジ. 今回は乗り換えも分かっているので, 安心である.
クエンカは, 「歴史的城壁都市」として世界遺産に登録されている.
マドリードからクエンカまでの車窓の風景は, 収穫前の枯れたひまわり畑がずっと続いていた. クエンカ駅の向こう側のホームに到着. 手前の板張りの道を通って手前の出口側ホームに移動. この辺りの列車は, 垂れ流しのトイレなので, 線路の上を歩くのは, あまりよい気持ちではない. クエンカ駅
駅はクエンカの南西にある. 駅前から1番のバスに乗って, 旧市街の中心のマヨール広場で下車. カテドラルを見学. 内部の写真撮影は禁止されていたので, 入り口の写真を写しただけ. カテドラル入り口の写真
回廊
カテドラルのファサード(正面)
宙づりの家(クリックすると拡大)
この宙づりの家の内部は, 抽象芸術美術館となっている. 入ってみたが, あまり興味のあるものはなかった. 抽象芸術美術館(宙づりの家の入り口)
宙づりの家から下の写真の鉄製のサン・パブロ橋を渡る. 橋
橋を渡って, 向こう側から宙づりの家を眺める. 橋を渡る
橋を渡って眺めた宙づりの家
この旧市街の家々は, 外敵の侵入を防ぐために, 崖の上に要塞を作ったことに始まるとのことである. 遠くからこの岩というか崖を眺めると, よくもこんな岩が出来たものだと感心させられる. 少し異なるが, トルコのカッパドキアと通じるものがある. 奇岩の上に建てられた家々
宙づりの家からマヨール広場の方角に戻り, 細い道を通って, 旧市街の北の端にある城壁から街を眺める. 南を見た風景. 左は国営ホテルのパラドール. 鉄の橋と宙づりの家が遠くに見える. パラドールと鉄の橋と宙づりの家
小雨模様の天気だったが, 傘はいらない程度で見学を終えた. 帰りの列車に乗ると, 本格的に降り出したので運が良かった. ただ, 線路が悪いのか, 列車が悪いのか, 脱線の危険を感じるほどに揺れた. GPSレコーダのデータでは, 速度はせいぜい120km/hだったが, 体感速度はそれ以上で, とても怖かった.
ホテルに戻る頃には雨も止み, 西日が差していた. ホテル近くのブッフェ形式のレストランで最後の夕食をとった. 明日は10:00前の飛行機なので, 早めにホテルに戻り, 長かったスペイン・ポルトガルの旅を終えた. この日の歩数 22,728歩 前の日(10/8) トレド観光 に戻る |