9月24日(金) アビラ旧市街と城壁外の教会群

マドリード市内の移動は, 地下鉄と近郊線で, どちらも, ホテルから徒歩5分ほどのSol駅を利用した.
鉄道は, 北部のチャマルティン駅と南部のアトーチャ駅から出発している.
Sol駅は, 地下鉄と近郊線の駅で, 地下1階が地下鉄, 地下2階が近郊線である.
近郊線の本数は比較的多くて, ほとんど待たなくてよい.

アビラへは, Solから近郊線でチャマルティンに行き, 急行で1時間半ほどである.
車窓の風景は, ドイツやフランスの牧草地とは異なり, 荒れた土地に背の低い木がところどころにある風景の連続で, 大航海時代に, 海に出かけて行った理由が分かるような気がする.


時刻

時刻
列車名
Madrid-Chamartin
08:30
Avila 09:58
R.Express(No.18061)


アビラ駅

アビラは「アビラ旧市街と市壁外の教会群」として, 1985年に世界遺産に登録されている 高度は, 海抜1,117mにあるので, 655mのマドリードと比べると, 涼しいというか, 寒いくらいである.
駅から西に15分ほど歩くとカテドラルの少し南のサンタ・テレサ広場に到着. この先の城壁に囲まれたところが旧市街である.


サンタ・テレサ広場から見た城壁

上の写真の中央は, 立派な構えのアルカサル門である. ここから, 城壁を左に見ながら, 少し進んで, カテドラルを通りすぎて, サン・ビセンテ門から旧市街に入る.
カテドラルは大きくて, 写真に収まらない.


カテドラル


カテドラル

城壁の中の, アルカサル門付近から, 城壁に登って, ぐるりと1周まわった.
下の写真の左の建物がカテドラルである.


城壁の上の散策

城壁から眺めた, サンタ・テレサ広場. 正面に見えるのが, サン・ペデロ教会である.


城壁から見たサンタ・テレサ広場


城壁からながめたカテドラル

城壁は, 保存がよく, どこから見ても美しい.


美しい城壁



サン・ビセンテ教会

城壁の全体を眺めるには, 城壁の外に出て, アダハ川を越えた先にある, クアトロ・ポステス(Quatro Postes)がよいとのことで, 歩いていったが, 20分ほどかかった.


クアトロ・ポステス


クアトロ・ポステスから眺めた城壁

再び, 南側から城壁の中に入った. 入ってすぐのところに, サンタ・テレサ修道院があった.


サンタ・テレサ修道院

ここから, カテドラルの方向に向かうと, 途中のビクトリア広場で野菜などを売っているマーケットが開かれていた.


ビクトリア広場のマーケット

歩 き疲れて, 少し遅い昼食を, 旅行ガイドに掲載されていたTres Siglosというレストランでとった. 空腹ということもあったが, 十分に満足した昼食であった.
 

レストランの女主人と

今日の予定を終えて, 少し早い列車がないかと思って, 駅に向かったが, やはり当初予定の列車しかない. ホームでしばらく時間をつぶした.


アビラ駅のホーム


時刻

時刻
列車名
Avila
16:06
Madrid-Chamartin 17:31
MD(No.18004)

車窓から, このビル群が見えてくるとチャマルティン駅に近づいたことが分かる.
 

チャマルティン駅に近づくと見えるビル群

この日の歩数 24,985歩

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