9月26日(日) 蚤の市, マドリード市内観光, レオンに移動

午前中は, 休日だけ蚤の市が開かれているというラストロに行く. 15世紀から続いているという.
ホテルを出て, 徒歩で蚤の市に向かったが, 日曜の朝(8:30頃)なので, 人通りは少ない. スペインの夏時間は, 日本の関東の感覚からは2時間ほど時間が進んでいる. したがって, 朝の8:30は, 日本の6:30頃という感じである.
途中の広場で, 掃除をする人の銅像があった. ところで, スペインは, 街のいたるところにごみ箱がある. 10m間隔といったところだが, それでもゴミがよく落ちている. 日本はほとんどごみ箱がないけれど, スペインのほうがゴミは多いようだ.


掃除をする人

30分足らずで蚤の市に到着. 朝早いせいか, とにかく寒い. 街頭の温度計を見ると, 1時間経過後の10:00で10℃, 寒いはずだ. ところで, ヨーロッパには, 時刻と気温とを交互に表示するものが, あちこちにある. 特に薬局の看板に多い気がする. 理由はよくわからない.




蚤の市

蚤の市からいったんホテルに戻り, 時間があまりないので, タクシーで王宮に向かった. 市街を大きく時計回りに, プラド通り, トレド通り, バイレン通りと大きく廻って到着. 近いと思ったが, 30分, 8€ほどかかった. 広い道を選んだだけで, ふんだくられたわけではないとは思うが, 市内をタクシー移動する際には注意が必要. 徒歩の最短距離だと2km程度なので, 結果的には徒歩の方が早かったかもしれない.

まず, 王宮の向かい側にある, アルムデーナ大聖堂に入り, 中を見物.


アルムデーナ大聖堂


ステンドグラスと絵画


金色の祭壇

大聖堂の向かいの王宮を庭から見物.


王宮


王宮のパノラマ写真(クリックすると拡大)

王宮からホテルに歩いて戻る途中の ビジャ(Villa)広場にある旧市庁舎.


旧市庁舎

マヨール広場付近で, 何かのお祭のために, 闘牛士とフラメンコダンサーに扮した人が寄ってきて, 一緒に写真に入ろうということになって写した写真.


お祭の人たちと

ホテルを出て, レオンに向かう列車に乗る. 高速列車である.


時刻

時刻
列車名
Madrid-Chamartin
14:40
León 17:34
Alvia(No.04141)

乗って50分ほど過ぎると食事が出た. まぁまぁの内容.


列車の食事

3時間足らずでレオンに到着. 駅はそれほど大きくない.


レオン駅

駅から川を越えて, 広い歩道をホテルに向かって, 大きなスーツケースを引っ張りながら歩いていった. 途中で不安になって, 道を聞くと, この方向で間違いないとのこと. 石畳の道で, 荷物が大きいので, 思ったより遠い気がしたが, 20分足らずでホテル到着.


ホテルまでの道

ホテルは, スペイン国営のパラドール. 昔の修道院をホテルにしたもの. 4つ星(5つ星という情報もある)で, 従業員もきちんとしている. 廊下や階段には多くの絵画や彫刻が飾ってある.


ホテル


ホテルの部屋

チェックインを済ませて, サン・イシドロ教会を見てカテドラルに向かおうとしたが, イシドロ教会を見つけるのに20分ほど時間がかかった. あまり有名ではないようで, 近所の人に聞いてもよく分からなかった. とにかく見つけて, 表から眺めて, カテドラルに向かう..


サン・イシドロ教会


カテドラル

カテドラルのステンドグラスは, 旅行ガイドによると, これを見るだけでもレオンを訪れる価値があると書かれていた. とても美しい.


美しいステンドグラス


入口の上の彫刻

この日は何かのお祭があるようで, 多くの人が次々に集まってダンスが始まり, 仮装パレードも


ダンス


仮装パレード

カテドラルからホテルに戻る途中, ガウディの設計による, カサ・デ・ロス・ボティーネスという建物の前に, 臨時のステージが作られて, いろいろなダンスが踊られていた.
時刻は20:00を廻っていたが, 周りは明るく, 大勢の人が集まっていた.


ステージ上のダンス

帰り道は, この建物の近くのサント・ドミンゴ広場からインマクラダ広場を通って, まっすぐ伸びた道が最短であることが分かった. このインマクラダ広場から, 市内に放射状に8本の通りが出ていて, ホテルと駅とが直角, 駅とサント・ドミンゴ広場も直角の方向である. したがって, これらの直角の通りだけを選んで歩かないと, いつのまにか方角が分からなくなってしまうことが分かった.

この日の歩数 24,048歩

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