9月28日(火) アストルガ観光, サンティアゴへ 今回の旅行で初めてのバス移動. 窓口で乗り場を聞いても,
乗り場に行けば分かるみたいな回答で, 乗り場にいる乗客に聞いてもよく分からない. 出発間際になって, 運転手に聞くと,
このバスでいいとのこと. ヒヤヒヤしたが, 5分遅れで出発.
今回は, GPSレシーバを持っているので, 走行軌跡が記録されている. アストルガへの道は, 大きな道路が2本あり, その北側の道路を通り, 帰りは南側の道路で, どちらも片側2車線のゆったりした道路である. 途中で, サンチャゴへ巡礼する人達が歩いているのに何度も出会った. 巡礼者専用の道路が, 車道とは別に設けられており, 迷わずに, 安心して歩くことが出来るようになっている. そして, 分岐点では, 巡礼のシンボルの帆立貝の絵が示されている. ![]() 巡礼者と標識
![]() ひたすら歩く巡礼者
下の写真は, 左がサンチャゴへの道という帆立貝の標識, 左がアストルガ方面という標識. ![]() アストルガ付近の標識
市内に入ると, ガウディの設計による司教館が見えてきた. 確かにガウディの作らしく, 斬新なデザインである. ![]() 司教館
司教館は9月は10:00開館とのことだったが, 実際には, 11:00開館. まず大聖堂を見学した. ![]() ![]() 大聖堂
11:00の開場で司教館の中に入る. 中は一応撮影禁止 (ごめんなさい^^;) ![]() ![]() 司教館内部
![]() 司教館の全景
やはり異様といえるかもしれない. 教会側とは意見の衝突があって, 肝心の司教はここには住まなかったらしい. 天才の芸術性を認めるだけの目がなかったのだろう. ふたたびバスに乗って, レオンに戻る.
行きとは違う, やや南側に平行したレオン・アストルガ高速道路を通った. たぶんこの道のほうが新しいようだった. GPSの走行軌跡によると, ほぼ時速100kmで走っていた. (行きは80km/h程度) ホテルに戻って, 預けていた荷物を受け取って, レオン駅に向かう.
列車の走行軌跡をGPSロガーで記録したが, 途中のトレ・デル・ビエルソの手前付近で, 962mから792mにループを描いて下って行った. また, Monforte de Lemos駅では, スイッチバックして列車の進行方向が逆転した. ![]() レオンからサンチャゴへの列車のルート(クリックで拡大)
![]() スイッチバック後の列車の最後部から撮影
6時間後に, 今回の旅のメインの目的地のサンティアゴに到着.
20:00だが, かなり西部に位置するので, まだ十分に明るい. 東京とは3時間ほど感覚的に時間が進んでいるので, 17:00といったところ.
![]() サンティアゴ駅
ホテルまではそれほど距離がないし, 旧市街へは車が入れないと旅行ガイドに書いてあったので, 徒歩で行くことにした. 石畳と40mほどの高低差のある登り道だったので, 重い荷物を持っての移動はやや大変だった. 車は, 少し迂回すればホテルまでは到達出来ることが後で分かった. ホテルは, 国営のパラドールで五つ星で, 出発前にようやく予約が出来た. 格式は高い. 到着が遅かったので, レストランでの食事は難しいとは思ったが, やはり予想どおり満席. 明日の予約をしようとしたら, 明日は無理とのこと. 理由を聞くと, 明日は, ゼネストとのこと. 日本では経験したことがないが, 全ての店は閉まるとのこと. 交通機関もどの程度動くか分からないとのことで, 移動日に当たらなくてよかった. ![]() ホテルの部屋
ホテルに荷物を置いて, 食事と街の見物に出かける. ![]() ![]() カテドラルの夜景 ![]() ホテルの夜景
この日の歩数 16,804歩 前の日(9/27) レオン観光 に戻る 次の日(9/29) サンティアゴ市内観光 に進む |