9月30日(木) ポルトへ移動 サンティアゴからポルトまではバス移動. 余裕をもって,
昨日下見をしたバスターミナルにタクシーで向かった. 待合室に, 日本人の女性の二人連れの方がいた. 今回の旅行で,
日本人と会うのは久しぶりだった. 一人の方が, ポルトガルに詳しい模様で, 何となく心強い気がした.
バスは定刻の10分遅れで出発. ストの影響も何となくあったような感じを受けた. スペインとポルトガルとは, 時差が1時間あるので, 乗車は正味4時間である. トイレ休憩がどこであるかが少し心配だったが, 中間地点あたりで, 大きなバスターミナルに停車. 先のポルトガルに詳しい女性が, トイレ休憩であることを教えてくれて助かった. バスの中では, いい陽気で, ウトウトしている間に, 定刻の45分遅れでポルトの街中に到着. どこに着いたのか, ホテルまでは歩く距離なのかどうか全く分からなかった. 結局, タクシーに乗ってホテルに向かう. 後で調べると, ガリザ広場付近で, ホテルまでは車で2.2kmの距離のところだった. ホテルは, 地下鉄のAliados駅から近い, 狭い路地にある二つ星の古いホテル. ホテルの部屋
ホテルに荷物を置いて, 早速街に出かけると, 学生らしい6人組の若者が近寄ってきて, シングルマザーの支援のために, 寄付をお願いしたいとのこと. それぞれが名札をつけて, 募金用の缶を手にして, 揃いの赤いトレーナーを着ていた. 1€コインを缶に入れると, 聖者の行進を皆で歌ってくれた. 大学の新入生の活動らしい. 学生たち
ジョアン1世広場の先にある市庁舎. この横にあるインフォメーションで, バス・メトロ・市電の1日パスカードを購入した. 最初の発券代€0.5が必要だが, Suicaのようにチャージして使える. 市庁舎
市庁舎の先にはトリンダーデ教会が見える.
トリンダーデ教会
ジョアン1世広場から, 大学付近に移動し, カルモ教会に行く. 側面には, 青いタイルが貼ってある. このタイルは, アズレージョといって, ポルトガルで, 500年も続いている伝統的なもの. カルモ教会(側面)
カルモ教会(正面)
市電の22番に乗り, サン・ベント駅に向かう. 下の車窓(後ろの窓)の風景の向こうにあるのは, クレリゴス教会. 路面電車の車窓の風景
車窓の風景(リベルダーテ広場)
電車は, リベルダーテ広場で右折して, サン・ベント駅に到着. ヨーロッパでは, あちこちに何とも汚い落書きがあり, 残念である. サン・ベント駅
駅の中は, ジョルジェ・コラソ作の美しいアズレージョが壁を飾っている. 駅の中
美しいアズレージョ
駅から歩いて, 200〜300m南にあるカテドラルに向かった. この日は, ちょうど, どなたか(有名な司教さんらしい)の葬儀が行われており, 中には入れなかった. カテドラル(側面)
カテドラルから駅より少し左側(ほぼ北側)の街を眺めると,
狭い道と洗濯物などが見える. 中央の高い塔は, クレリゴス教会の塔.
カテドラルからの眺め
カテドラルから港側の眺め
カテドラルの横から, 狭い道があり, 港の方面に下っていった. 狭い道
ぎっしりと駐車した道路
ボルサ宮のガイド付きツアーで内部を見学. 写真撮影は禁止されていた. ボルサ宮
次に, ドウロ川に近いところにあるサン・フランシスコ教会を見学. 内部の金泥装飾が美しかった. サン・フランシスコ教会
美しい金泥細工と絵画 教会の内部 ボルサ宮の前にあるエンリケ航海王子の像 エンリケ航海王子の像
エンリケ航海王子の家は, 探すのに苦労した. わざわざ探して行くほどのものではなかった. エンリケ航海王子の家
川沿いというか港に面したレストランと家々. 港のレストラン ドウロ川にかかっているドン・ルイス1世橋. かなり高い位置にかけられている. ドン・ルイス1世橋
橋の上に歩いて登った. 上にはメトロが走っている. 橋の上
橋から眺めた景色
川の両岸
川沿いのレストランで夕食をとって, ホテルに戻った. 22:40頃, 外が騒々しいので, ホテルの窓から外を眺めると, 学生らしい集団が行列を組んで騒ぎながらホテルの前の細い道を歩いて行き, 少し離れた所で, シュプレヒコールを上げていた. どうも, 黒いマント(カッパ=capa ポルトガル語)の学生が先輩で, 鮮やかなシャツが新入生のようだった. 後で調べて分かったが, この行事は, Praxe=プラーシェという,ポルト名物の, 伝統的な新人しごきとのこと. 学生たち
この日の歩数 17,588歩 前の日(9/29) サンティアゴ市内観光 に戻る 次の日(10/1) ポルト市内観光 に進む |