パソコン自作記(その3  2003年8月)


我が家のパソコンの見直し
3号機の構成
(番外)ベアボーン


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2号機も
1年を経過して動画編集や仕事で作ったエクセルの計算に力不足を感じ始めた.
そこでわが家のパソコンを全面的に見直すことにした.


セカンドマシン(1号機)

息子用に作り替え, HDD換装, メモリ追加
息子用の7年前のFMV5133

娘用に作り替え CPUは200MHzに換装済, HDD換装, LCDモニタに変更
プライムマシン(2号機)

セカンドマシンに格下げ(?), HDD追加, DVD-R/RW追加
3号機

今回の新作
(番外) TV接続用 ベアボーン

居間のテレビに接続して使用するため, PCらしくない超小型品
http://www.freetech-japan.co.jp/product/fforce.html 参照
Celeron 1.7GHz, 160GB, 512MB, Combo Drive ファン
を変更して静音化は中止


3号機の構成は以下のとおり. 性能的には「並み」かな?

CPU
Pentium4  2.4GHz(A)
マザーボード
GIGABYTE  GA-8S648FX-L 値段が安くてほとんどのインターフェース付き
ビデオ
玄人志向 RD75-AS64C
ビデオキャプチャ
2号機からMTV2000を移設
HDD
ST3160023A(160GB)×2 *1

新規パーツはすべて通販を利用. 安くて便利.
このほかに, 2号機からMOを移設. このMOは1号機からずっとメインマシンについて回る.
メモリは1GBの予定だったが, 値段が急騰したため, とりあえず512MBで我慢 *1

CPUがなぜ2.4Aなのか ?
2.4Cを注文するつ もりで, うっかりとAと記入してしまった. 受け付けた後で訂正をお願いしたが時すでに遅し.
ただし, これが幸いした.
オーバークロックのネックは, FSBではないかと思う.
133MHzを166MHzに, または, 166MHzを200MHzに上げるよりも, 100MHzを133MHzに上げるほうがはるかに簡単ではないか...
そういうわけで100MHzのFSBをBIOSで133MHzにアップ(コア電源も7.5%アップ)
メモリはPC2700を購入していたので問題なし.
何事もなく3.2GHzで動いている. *1 たぶん, CPUも「当たり」だったのかもしれない.
2.4Bよりも2.4Aのほうがわずかに値段が高い理由が分かった気がした. 本当かな?
2.4Cを買っていたら, たぶんクロックアップはそんなに簡単にいかなかったであろう.

3.2GHzの実力は, エクセルのかなり重たいマクロを動かしたら, その速いこと. 瞬間に計算してくれる.
昔のMS-DOS時代のLotus 1-2-3やExcelに比べたら隔世の感がある.

MTV2000は2号機から移設. 同社の新製品にはタダで付属しているソフト(MTV X-Pack)を旧製品のため有料で購入.
出たばかりの頃に, 高い値段で買って, バグをつぶして, 安い新製品が出るとソフトの差分を有料で買わされるのは多少不満だが, いい年をしたおじさんが文句をいうほどの値段でもない.
このMTV X-Packには, DivXのエンコーダが付いている. MPEG-2の1/3程度の容量で済むので, 保存しているライブラリをDivXに統一しようか, とも思っている. ただし, MPEG-2からの変換にほぼリアルタイムの時間を要するので,  夜会社から帰ってからは無理で, 休日に変換するしかない. ハードが出て来るといいのだが.
 

光学ドライブは普通のCD-ROMにした. メインマシンではCD-RとかDVD-Rを焼いているときにほかのジョブができないため, 2ndマシンにDVD-R/RWを入れている. あまり大したことのないTVの番組をキャプチャして流して見ることがあるが, 面白い内容だったら, CD-Rに焼いて, 友人にも見せることがある. こんな使い方ではやはり標準のMPEG-1になる. いくらDivXのプレーヤがフリーだといっても, プレーヤをインストールしてまで見る一般の人はほとんどいない. はやくMPEG-4かDivXが普通の人にとって標準になればいいと思っている. H.264が先かもしれない.


さて, TV接続用のベアボーンについて, 少し触れておく.
キャプチャしたコンテンツをどこで見るか. PCの前に座って一人で見るのも何となく暗いし, 同じ姿勢で1時間も見ていられない.
そのために, 居間のTV画面で見る方法を考えた.
TVの隣にPCを1台置こうと思ったら, 家内から, とんでもないと拒否権を発動されてしまった.
それでは, と居間の壁の裏には階段下のスペースがある. ここをくり抜いて, PCを置こうと思ったら, 前より強い拒否権発動.
そこで, PCらしくないPCを探していたところに, 外付けHDDの一回り大きい程度のベアボーンを見つけた.

光学ドライブをオプションだったのでコンボドライブを購入.
そのほかは, ビデオ, オーディオ, USB2.0, IEEE1394, LAN, TV-out, DVI-out, S-ATAが標準装備.
CPUはCeleron1.7GHz, メモリは512MB, HDDは160GB, あとはキーボードとマウスがあればok.
キーボードは, 本体に合わせて, 小さいものを選んで, PFU製のHappy Hucking KeyBoard Liteを選んだ.
小型であるがキータッチがしっかりしていて非常に満足. ただキーボードを使う頻度がそんなにあるかどうかは疑問.

RCAコネクタをTVのビデオ入力に接続して電源を入れると, 自動的に画面をTVの分解能に合わせてくれる.
Windowsの画面が現れるが, TV画面だけでPCを制御するのは少しつらい. 知っている画面なら想像を働かせることができるが, 全く新しい画面だと字がはっきりと読めないので, 十分ではない.

音はそんなに静かではない. CPUに銅製の大型フィンを載せて, それを4cmの吸排2個のファンで冷やしている.
この排気用ファンの音が大きいので, 少し音が小さい(と思われる)同じサイズの薄型ファンに変更したが, 発熱が大きく元に戻した.
直列抵抗を接続して回転数を落としてみたたが, 温度上昇が気になって, これもやめた.

メインマシンでキャプチャして, LANで居間のこのベアボーンからTVで視聴するために, この小型PCをTV台の下の扉の中に収めた.
ファンを元に戻したために音が大きくなったが, TV台の下に収めることによって, 音が遮断されて実用上は問題なさそうである.
発熱を抑制のためにク ロックも 1.7GHzを1.0GHzまで落とした. ビデオ鑑賞程度なら問題なさそうである.
さらに, このPC用にCanopusのMTU2400FXを購入し, また, TVの画質をよくするためにCanopusのダウンコンバータSSC120EXを購入して接続した.

2004年5月 マイナーチェンジ

メモリ 1GBに増設
HDD  ついに1TBに
   HDD ST3160023A(160GB)×4に増設, IC35L080AVVA07(80GB)増設
   Buffalo LAN Disk 160GB, Buffalo USB Disk 160GBそれぞれ増設
CPU クロックは, 3.2GHzは少し不安定なので, 現在は3GHz