自作その6 2008年12月
Intel のAtomが出てきて, 何となく魅力を感じて, これでPCを組みたいなぁと思っていたが,
このDual Coreが出てきたので, 即刻作ることを決心した.
Hyper-Threadingも搭載されているので, 疑似4コアである.
CPUはオンボードで, ほとんど全ての機能が搭載されているので, ケースと電源, HDD, メモリ,
これだけでPCが出来上がる.
CPU : Atom 330 (1.6GHz, L2
1MB) オンボード
MB : D945GCLF2
Case : A-ITX-200P300
Mem : 2GB×1
HDD : ファイルサーバに使用していた750GBを流用.
(ファイサーバは1TBに変更)
TVの裏に置いていた, 自作その3のPen4 3GHzは,
CanopusのキャプチャーボードMTVX2004HXとの相性がよくなくて, タイマー録画の失敗が多かったので,
このマシンをTVの裏に置くことにした.
ケースのサイズは,
330mm(L)×220mm(W)×130mm(H)で, 上から見ると,
A4サイズより一回り大きい程度で300Wの電源も搭載している. TVの裏にはこれを立てて置くこととした.
小型のケースではあるが, 標準のPCIボード 1枚のスロットを持っているし,
5インチのベイが1個, 3.5インチが2個あるので, 小型ではあるが5インチのCDまたはDVDをHDDに変えれば,
1.5TBのHDD×3で4.5TBのファイルサーバとすることも可能である.
使ってみたが, 割にキビキビと動く. 一般のインターネットやメールを主にしたユーザならこれで十分だと思う. その場合には,
HDDは80GB程度, メモリは1GBでもいいだろうから, MB \9k, Case \10k, HDD \4k, Mem
\1kで\24kで疑似4コアのマシンが出来る. これにOS(DSP版なら\10k程度), ディスプレイ
\15kと合わせても5万円以下である. Linuxを使って, TVをディスプレイに使うなら,
PC本体の2万円ちょっとだけである. 安くなったものだ.
ただ, このマザーボードのビデオ出力はアナログだけなので, TV側でアナログをサポートしている必要がある. 幸いに,
わが家のTVは, DVIにDSUB変換を付けてアナログ対応にすることが出来た.